犬だらけ
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~ココロノクスリ~

"犬"それは
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<   2009年 07月 ( 1 )   > この月の画像一覧
じゅん
・・・もうあの日から半年が過ぎました。

じゅんは、1月3日に手術の甲斐なく、旅立ちました。

会陰ヘルニアの手術自体は成功し麻酔からも無事に覚めたけれど
術後一向に食欲も元気も戻らず、殆ど毎日病院へ通っていた。

食餌が取れていないせいか、時々胃液の様なものを吐いてしまうため、
痛み止めの注射や飲み薬、胃酸過多の薬、抗生物質等が処方されていた。

数日で缶詰のフードなら僅かだけれど何とか食べるようになったけれど、
それでもじゅんの身体からしたら全然足りる量ではなかったので、
栄養剤の注射も打ってもらっていた。

1月3日の朝も実家から連絡があって、嘔吐と下痢をしているという事で
病院へ連れて行った。

病院でも下痢&嘔吐をしてしまったので先生に便や嘔吐物を確認してもらい、
また薬を処方してもらって病院を後にした。

夕方、じゅんの容態がますます悪くなった。

自宅へ戻っていた所、また実家から連絡を受け、
私たちはすぐさま実家へ向かった。

じゅんの様子を見ると、息も絶え絶えで鼻から出血している。

急いで病院へ電話をしても出ない・・・
先生の携帯に掛けても出ない・・・

何度電話をしても出ないので、以前何度か利用している救急病院へ電話し、
じゅんを連れ妹とエヌ氏と三人で向かった。

病院へ着くまでの間、ずっとじゅんの名を呼びかけて身体を強くさすっていた。

病院へついてインターフォンを鳴らしても反応がない!

連絡して来てるのに!なんででてくれないの!?

叫びたかったけれど、ぐぐっとこらえて入り口で再度電話をし
開けてもらった。

直ぐに診察室へ入って心電図を見てもらったけれど、反応が無い・・・。

・・・じゅん?
ウソでしょ?

なんで?
どうして?

命にかかわる手術じゃないって、
心配していた麻酔だって確りと覚めたのに!

私達はショックで呆然としながらも、先生に疑問を投げかけた。

今までの経緯を知らない先生に求めても答えられるはずも無いけれど、
そうせずにはいられなかった。

先生は親身になって答えてくれた。

そんな私たちの意図を汲んでか、じゅんのレントゲンを撮ってくれるということだったので
お願いした。

じゅんを先生に預けて、待合室で待った。
妹と泣きながら話をした。

先ほど先生に鼻血が出るという事は、どのような事が考えられるか訊ねたら、
直ぐに肺水腫が疑われるとの事だった。

肺水腫は発症してから悪くなるまでがとても早いらしい。

肺水腫・・・。

レントゲンを見せてもらったところ、こちらの病院では以前のじゅんの状態を
知らないため断定はできないけれど、じゅんの身体の大きさからすると
やはり心臓が若干肥大しているそうだ。

また、生存している状態でのレントゲンではないため断定はできないけれど、
肺にも多少水が溜まっているように見えるので、やはり肺水腫が原因では
ということだった。

ヘルニアの手術については、縫い後も綺麗だし、感染症などは考えにくいらしく、
また、麻酔が原因とは考えにくいそうだ。

じゅんを連れて帰っている途中にかかりつけの先生から連絡があった。
じゅんが息を引き取ったことを伝えると、先生はとても驚かれていた。

もう二度と動く事のないじゅんと対面した母はじゅんを抱きしめ号泣していた。

じゅんは11歳。元気だったら4日後の七夕で12歳になるはずだった。
心臓が多少悪くなってきているということだったけれど、
まだとても元気だったし加齢により止むを得ない程度のものだと思っていた。

手術も極力負担が掛からないようにと配慮してもらいながら行っていた。
だけれど、じゅんのヘルニアは予想よりも状態が悪く手術が長引いてしまったのも
負担になったのだろう。
そして実際は私達が想像していたよりも、じゅんはもっともっと年をとっていたのかも
しれない。
心臓も悪くなっていたのかもしれない。
術前には血液検査もしてもらっていたけれど、もっともっと慎重に検査してもらえばよかった。

会陰ヘルニアだという事は以前から判っていて、若くて余りひどくないうちに手術した方が
良いのではないかと聞いたところ、当時はまだ手術を急ぐ程ではないといわれていた。

だけれど年を追うごとに少しずつ悪くなっていたようだ。

それなら、やっぱりあの時に手術に臨んでいた方が良かったのかもしれない。

その方がまだ若いから心臓だって弱ってなかっただろうし、体力だってあったと思う。

既にじゅんの会陰ヘルニアは膀胱が出てしまう程悪くなっていたから
手術をしないという選択肢は持てなかった。
(膀胱については手術時に判明、予想より悪い状態だった)

元気になって欲しいから手術したのに、手術したらこんなにもこんなにも
辛く悲しい別れが待っているのだったら、手術なんてしなければ良かった。

じゅん、じゅん。
じゅん・・・ごめんね。

退院後、一度も満足に食べる事もできず、元気に走る事もできなかった。

手術の傷口を抜糸することさえできずに、じゅんを送り出さなければいけないなんて、
ごめんね。

なんでこんな痛い思いさせるの?
苦しい思いさせるの?

・・・きっとそう思ってるよね。

じゅん。
ごめんね。
本当にごめんね。

じゅんと私たちの時間をこれからもまだまだ続けたかったから、
じゅんに元気になって欲しかったから手術へと望んだんだ。

ずっとずっと、じゅんの笑顔を見ていたかったから。

じゅんは、私たち家族にとって本当に特別な存在で、
じゅんと出会ってなければ、『犬だらけ』の殆どのわん達は存在しなかった。

母にとっては特に特別な存在で、娘の私や姉が家をでて自立した時にも
母の寂しさを埋めたのもじゅんだった。

本当に賢い子で、犬のクセに周りに気を使いすぎて、
もっと肩の力を抜いて気楽に過ごしなよって何度語りかけただろう。

コマンドもいくつも覚えていて、物を持って来てくれるお手伝いのできる子だった。

「リモコン」などのキーワードを言わなくても、目標のものを指差せばその方向へ向かい、
あとは私達の言葉を理解して希望のモノを持ってきてくれた。

ドッグランでフリスビーしたら、周りの人たちが歓声をあげるくらいかっこよくキャッチしていた。
本人もそれがわかるのかとても得意げで、誇らしかった。

凛とはじめて対面させた時、じゅんはすっごく喜んでたよね。

凛の親分で、凛が自分はチワワではなくてパピヨンだと思い込むほど、可愛がってくれた。

凛のわがままは何でも聞いてあげて、凛をわがままにしたのはじゅんなんだから!

気の強い凛が唯一じゅんをリーダーだと認め、出かけるときは金魚の糞のようにじゅんの後を
ついてまわっていた。

自分の子供達も母犬のみすど以上に可愛がり、愛し、守っていたよね。

じゅんの眠る姿を、ひじきがそばでずっと座ってみている。
みすどは近寄りたがらずでも少し離れた所から静かにこちらを見ている。

何か感じているのかな・・・。

最期に全部のわんをじゅんと対面させました。
反応はそれぞれだけれど、みんなそれぞれサヨナラができたのかな。

じゅんは一晩母と過ごし翌日、荼毘に付しました。

後日、ひと月程たってから他のワンの用事で病院へ行きました。
その時にじゅんのことについて話し合いました。

救急で駆けつけた病院での見解も伝えた所、
先生達も先生達なりに色々と調べたらしく、じゅんは痛み止めとして処方した薬が
合わなかったのかもしれないという事だった。
研究所に問い合わせた所1、2件じゅんのような例があったらしい・・・。

原因が肺水腫でも薬でも、これ以上原因を追究したって、
もうじゅんは帰ってこない。

やりきれない気持ちはあるけれど、他の誰のせいにしてもいけないと思う。
手術をした病院の先生は年末年始も関係なくじゅんを診察してくれた。
それは本当にじゅんに元気になって欲しいという私達と同じ気持ちでいてくれた
からだと信じている。

もうだいぶ前からいつもどおりの日常を過ごしているけれど、
じゅんを失って、ずっと『犬だらけ』を開く事ができなかった。

胸が締め付けられる思いで、辛い。
突然大切な掛け替えの無いものを失う事が、本当に本当にこんなに辛いなんて。

ごまとの別れもとても辛かったけれど、ごまは精一杯がんばって
私達にある程度の覚悟とサヨナラをしてくれたんだと改めて思った。

そして、こんな短期間に大切な子達を次々に失わないといけないなんて。

じゅん、ごめんね。

じゅんに会いたいよ。

じゅんの子供達は相変わらず元気だよ。
大切に大切に育てるからね。

じゅん、大好きだよ。

じゅんが今安らかでありますように。

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by kakakaka_dogs | 2009-07-03 23:59 | 犬と日々