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~ココロノクスリ~

"犬"それは
貴方のココロの処方箋
私のココロの常備薬


by かか
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11月06日(日) ゴマ。
午前中にゴマを掛りつけの病院へ連れて行った。
家を出る前のゴマ。
11月06日(日) ゴマ。_e0059267_17343618.jpg

写真でみるとちょっと元気ない位にしか見えないのに…。

昨日の朝オシッコをして以来ずっとしてない。
うんちの方は気にしなくていいといわれているのもあり、
又、食事の量も減っているので気にしていない。

我慢しているのか震えているので病院の前の公園に連れていってみた。
やはり足が利かない。

諦めて病院の待合室で待っていると軽い発作が始まった。
直ぐに先生を呼んで診察室へ。

その発作自体は直ぐに止んだ。
でも先生に発作を見せる事ができたのは良かったかもしれない。

その後先生がオシッコをさせようと、お腹を少し押した。
やっぱり溜まっているらしい。
何れは我慢できずにしてしまうらしいが、やはり余り我慢しすぎると
今後に影響するとの事。

それでもゴマは我慢をし全部を出し切らなかった。
量が明らかに少ない。
その後発作が始まった。
いつもよりも大きめの発作。

病院にいることも相当ストレスなのだろう。
発作は治まったが興奮状態で手足が激しく動いている。
息も苦しそうで身体で呼吸をしている。

心臓にも負担がかかる為、発作や興奮状態を鎮めてもらうことにした。
注射が一番早いということで、注射してもらうことに。

注射をすると直ぐに静かになるらしいが、ゴマの異常な興奮状態は治まらない。
遠吠えしだした。

異常な興奮状態による心臓の負担を考えて、注射の量を増やした。
MAX量を超えていたが治まらせないといけない。

ギリギリのところまで投与してもらった。
先生がゴマの瞳に光をあてた、反応がないらしい。
意識はないのに身体だけが激しく動いている。
遠吠えも酷く、呼吸も苦しそう。

一瞬、もうダメかも…、と思った。

発作や興奮状態を鎮める注射はもうできない。
あとつかえるであろう手段は前の病院で貰った座薬。
今日は持って来ていなかった。

興奮状態は治まらないので、このままゴマを入院させるか、
この状態のまま連れて帰って座薬を入れるかという話になった。
先生たちもゴマのストレスを考えると入院を躊躇していた。

どちらにしても、考えたくない結果になりそうな気がした。
でも、もしもダメなら最期は家に連れて帰りたいと思っていた。

判断に迷っている間、やっぱり座薬をここで試せたらという事になった。

自宅から病院までは車で片道30分と遠い。
今日は日曜日なので姉たちが出かけてなかったら、
私の家から薬を持って来てもらうのが一番早い。
しかし残念なことに車を運転できる姉の旦那が仕事で居なかった。

仕方なく私が残りもう一人が家へ取りに帰った。
心の中では大至急でと叫んでいたけど、自分を落ち着かせる意味でも
「絶対、急がなくていいから気をつけてね」と送り出した。

後はもう待つしかない。
「ゴマ、ゴマ」と呼びながら身体をさすると少し反応する。

でも意識はないらしい。
その間に先生が首の後ろに心臓の負担を和らげる薬と、栄養剤を注射した。

ゴマが先生の方に顔を向けて、少し鳴いた。
でも意識はないらしい。(本当かな?)

今後のもしもの時の為に、直ぐに処置ができるように静脈を確保する管を
右手につけた。
痛くないといってたけど、痛そう…。

ゴマが落ち着くように診察室の明かりを落として、椅子を持ってきてくれた。
トリマーのお姉さんもゴマを撫でに来てくれた。
とっても優しく穏やかな声でいつもゴマを呼んでくれるトリマーさんの
「ごまちゃん…」の声に、とても胸が締め付けられた。

その間も、ゴマはまだ興奮状態で遠吠えは続いていた。

「ゴマ、大丈夫だよ。」
顔を近づけると反射なのだろうか、ペロペロ舐めてくれる。

先生達も席を外してくれた。
時は既に午前の診察の時間が終わっていた。
先生たちは他のわんちゃんの手術があるそうで別室で準備をしたり手術をしていた。

「ゴマ、絶対元気になるよ。落ち着いたらおうちへ帰ろう。
疲れるからあんよ動かさなくて良いよ。」

まるで歩いているかのように、帰りたいと言っているかのように、
動かす足をさすりながら薬が届くのをまった。
ゴマとふたりになった時に、また少しだけ泣いてしまった。

そのうち時々先生が来ると反応し、怪訝そうに吠えるゴマになっていた。
もう注射の効き目は切れているらしい。

やっと薬が届き、先生が直ぐに入れてくれた。
30分程でようやくゴマが落ち着いてきた。
よかった。

時々凄く長く遠吠えをするので、そのままこと切れてしまうのではと
本当に恐かった。
これで一安心。

この経過を見てみると、ゴマは注射じゃなく座薬の方が身体に合っているらしい。
ただ、座薬を入れる事ができない飼い主さんが多いので、こちらでは取り扱って
なかったという事だった。
でも直ぐに取り寄せてくれるとの事。

もうひとつの病院の方にも行っておいて良かった。
そしてこちらの先生達に薬を見せていて良かった。

今回は救急で行った病院で貰った薬だけでは足りなかったし、
掛りつけの病院で処方してもらった薬だけでも足りなかった。

やっぱり、ゴマは運が強い!!

座薬を入れるときどうしてますか、と先生に聞かれたので、
石鹸で手を洗って、それでも爪の中にあるバイキンがゴマに入ってはいけないと
思ったので、指をラップで巻いてその指で入れました。
と、答えると先生が「それは良かった。正解だ。」といっていました。

薬を貰った病院では、小指で押して入れると直ぐ薬が溶けるので
暫らく指を入れたままにしておいて下さいということだけしかいわれてなくて、
直接触れないようにとはいわれなかった。
通常の診察で行ったときは座薬は冷蔵庫で保管と言われていたけど、
救急でいったときは特になにも言われなかったので、普通に部屋に置いていた。
通常の診察の際にも手で直接触れないようにとは言われなかった。
たぶん通常の診察時の先生は「救急の時に渡した座薬と同じなのでわかりますね」と
言っていたので説明済みだと思ったのだと思うけれど。

座薬は直ぐに溶けるので人の手に吸収されてしまうらしい。
小型犬なので量が少ないから影響はないと思うけど、敏感な人だと薬が
効いてしまったりする場合もあるのだとか。
又、指を入れてそのままの状態で暫らく待つということについては、
指を抜いた時に反動で出てきてしまうこともあるそうなので座薬をいれて、
肛門をきゅっとつまんでおくのが一番良いのだとか。
やっぱり発作だとみんな焦るので伝え忘れてしまうのかな…。

家に帰ってから、あんなに酷かったのが嘘であったかのように、
ぐっすり眠りだした。
11月06日(日) ゴマ。_e0059267_17315198.jpg

眠るゴマの隣で、今まで書き溜めていた過去のブログを沢山UPしました(7月から)
まだ全部UP仕切れてないのですが、どんどんUPしていきます。
ゴマめっちゃ可愛いですよw

先月ゴマの誕生日、ハロウィンイヴ(なんてないか…)記念に撮影した写真を
ペットパラダイスのハロウィンなりきりコレクションに応募していた結果が出ました。
残念ながら受賞はできませんでしたが(あたりまえか…w)
その他のところにちこっと載ってマスw
みてね
by kakakaka_dogs | 2005-11-06 23:59 | 犬と医療